脳梗塞は「ラクナ梗塞」「アテローム血栓性脳梗塞」「心原性脳塞栓症」の3つに分類されます。

脳梗塞の種類

 

今、高齢者だけでなく、20代~30代の比較的若い世代の間でも、
「脳梗塞」と呼ばれる病気を発症する人が増加傾向にあります。

 

脳梗塞

脳の中にある血管が細くなったり、血管内に血栓と呼ばれる血液の塊が詰まる事によって、
脳への酸素や栄養の供給が不足して、脳細胞が障害を受ける病気のことです。

 

3つ

 

一口に脳梗塞と言っても、その症状や種類は人によって異なり、
詰まる血管の太さや血栓の詰まり方によって、
大きく「3つのタイプ」に分類されます。

 

また、脳梗塞の症状や程度については、
障害を受けた脳の「場所」と「範囲」によっても異なってきます。

 

 

 

ラクナ梗塞

脳の中にある細い血管に血の塊が詰まって起こる脳梗塞のことを「ラクナ梗塞」と呼びますが、
このタイプは、日本人にもっとも多いタイプの脳梗塞と言われています。

 

首から脳へと続く太い血管は、脳に入ると次第に細かく枝分かれしていきます。
この細い血管には、血栓が詰まりやすく、主に「高血圧」の人に起こりやすいと言われています。

 

ちなみに、ラクナ梗塞のラクナというのは、「小さな窪み」という意味になります。

 

 

 

アテローム血栓性脳梗塞

アテローム血栓性脳梗塞」と呼ばれる脳梗塞ですが、
これは、脳の太い血管が詰まる事によって引き起こされます

 

アテロームとは、「動脈硬化」という意味で、脳の太い血管が動脈硬化によって狭くなり、
少しずつ血管の内壁に血栓が蓄積して、血管が詰まってしまう脳梗塞です。

 

動脈硬化を発症・進行させてしまう、
高血圧や高脂肪血症、糖尿病などの生活習慣病を罹患している人が発症し易い脳梗塞
として知られています。

 

 

 

心原性脳塞栓症

心原性脳塞栓症」もアテローム血栓性脳梗塞と同様に、
脳の太い血管が詰まって起こる脳梗塞」として知られています。

 

心臓で出来た血栓が血流に乗って全身を巡り、
最終的に脳に運ばれて太い血管を詰まらせてしまうことで、心原性脳塞栓症を発症します。

 

心原性脳塞栓症を引き起こす原因でもっとも多いのは、
不整脈の一種として知られる「心房細動」です。