ストレスは血管を硬くしてしまう

ストレスが血管を硬化させる

 

現代の日本はストレス社会呼ばれ、人はたくさんのストレスを抱えて生きています。
ですが本当に現代はストレスが昔に比べ多くなったのでしょうか?
一昔前は食べ物にも困り、身分の違いによって理不尽な扱いをうけたり、
集団生活の中で厳しい規則やしきたりなどもあったでしょう。
エアコンも扇風機もなく肉体的にも苛酷ですし、人間関係は今以上に大変だったはずです。
ではなぜストレス社会と呼ばれるほどストレスを感じてしまうのでしょうか。

 

人間は環境に慣れて生きていける生き物です。
たくさんのストレスや苦労を重ねることによって精神的に強くなり、
ストレスにも慣れていくことが出来ます。
現代は他人の干渉がほとんどなく、自分のペースで生活を行えます。
そのため少しの外的ストレスで非常に強いストレスを感じてしまうようになり、
言い換えれば「ストレスに弱くなってしまっている」ということです。

 

強いストレスは脳細胞を死滅させてしまうことがわかっています。
その原因は血液中に、ステロイドホルモンという物質がストレスによって過剰に分泌され、
脳細胞と結合してしまうからと考えられています。
うつ病のように強く思い悩んでいる人の血液中にも、この物質が多く分泌されています。
一人暮らしを続ける老人も、孤独感からか同様な傾向がみられ、
強いストレスから脳の萎縮が見られる方もいらっしゃいます。
老人には優しい言葉を掛け、いたわりの心を持つことによって、脳細胞の死滅を抑えることにつながり、
幸せな老後を送ることができるのではないでしょうか。

 

限度を超えたストレスは体を変調させる第一歩であるということに注意しなくてはなりません。